著者の岡崎勝さんは愛知県の小学校教員ですが、1983年ごろ
から執筆活動を始められていて、私が岡崎さんのことを知ったのも、
その頃のことでした。
岡崎さんの学校教育に対する考え方、捉え方は、極めてユニークで、
独自な視線に貫かれており、それは、過去から今日に至るまで、
全く変わっておりません。
本書において岡崎さんは、「GIGAスクール構想」やコロナ禍が、
学校に、あるいは子どもたちに何をもたらし、どんな変化を生じさせたのかを、
正に「学校教育の当事者」としての視点から語っており、
その内容には、学ぶべきものが多いです。
本書の帯の裏にはこう書かれていますー
「学校バトルのリアルを洞察する」と。
その「リアル」を、多くの人に知って欲しいと願っています。