
ただただ、美味しそうにお蕎麦をすする金髪ギャルと、 その隣でしみじみ味わう中年のおじさん。
この漫画は、“食べる瞬間の幸せ”をまっすぐ描いた一冊です。
お蕎麦と金髪ギャルという、あまりに分かりやすくて魅力的な表紙にひかれて読んでみると、食べ物の描き方が、とにかく罪深い。
どこにでもありそうな町のお蕎麦屋さんに、 急に行きたくなるし、無性に食べたくなる。
漫画だから誇張されている部分もあるかもしれないけど、 “ああ、こういうカレー、実際に店で見るよな”などと共感してしまう描写が多い。
天かすの魅力、ゲソ天の誘惑── 気づけば「この組み合わせ、ちょっと試してみようかな」と思わせてくる。
読み終えたあと、ふとつぶやいてしまう。
「ああ、久しぶりに美味しいお蕎麦が食べたいな」
これは、そんな“そば欲”を刺激する癒し系グルメ漫画です。
