アンドロイドは人間足り得るか?
本作を読んで映画ブレードランナーやエイリアン、最近ではエクスマキナ海外ドラマのウエストワールドやテレビゲームのDetroit: Become Humanアニメだとアンドロイドではなくサイボーグですが攻殻機動隊などなど思い出しました。
私見ですがその判断は結局人間に委ねられているように思えます。
人間がアンドロイドに人間性を求めているから彼らはそれに答えるのではと。
つまりアンドロイドとはどこまでも人間の為に存在する。
しかし多くのフィクションがアンドロイドにも意志を持ち彼らの希望を持つ未来があると訴えます。
未来は測れませんがこのマンガもアンドロイドが意志を持つに至る過程の一つを提示していると思いました。
人間は支配する側からされる側になるのか?
それとも彼らと共存となるのか?
本作の舞台は近未来。
アンドロイドは介護に保育に家事手伝いにと生活に溶け込みつつある世界に。
だが使い捨てられ不法投棄されるアンドロイドも後を絶たない。
アンドロイド世界の常識(アシモフのロボット三原則等)を踏襲しつつもオリジナル設定も非常に面白い!
(例えば野良アンドロイドを口頭呪文!?でシャットダウンするとか!)
都市伝説的な存在の野良アンドロイドとアンドロイドと人間同様に接する持ち主の元で真っ当以上に扱われるアンドロイド。
物語はこの2体がキーになると思われますが、
待て2巻!
興味を持たれた方は是非。