子どもたちみんなで次々と線路をつなげていく絵本ではじまったこの「せんろはつづく」シリーズの第4弾が発売されました。
私が、はじめてこの新刊絵本のページを開いたときの印象は「文字が多くなってる!!」でした。
これまでの3作は、2さいくらいの子に読んであげる絵本という認識でいましたが、これは成長しているぞ!と。
スケールも大きくなっていて、どうやら日本じゅうの電車が描かれているようなのです。
東京から時計回りの逆で日本一周するそうなので、私の住んでいる中部地区は最後のページでしたが、
どうしても気になってしまったので先に見てみました。
私の知る絵本の中で過去いちばんの大きさで「しずてつ」こと「静岡鉄道」が描かれているではありませんか。
もちろん赤い「遠州鉄道」や有名な「大井川鉄道」をはじめ、
「岳南電車」「身延線」もきちんと描かれています。
きっと、たくさんの方々が地元の鉄道が描かれていることに嬉しくなるような絵本になるでしょう。
次は、きちんと東京から順番にページを進めていきましたが、1ページの情報が多くてなかなか進みません(笑)
こんなにも日本には電車がたくさんあり、
それらは線路でつながっているんだということを改めて体感いたしました。
タイトル通り、まさにこの絵本の上で日本一周の鉄道の旅を体験できます。
所々に駅弁もたくさん描かれていることに気が付きました。
今は県外へは行き辛い世の中になってしまっているけれど、
いつかきっと安全に行けるようになる日までこの絵本と一緒に待ち望んでいようと思います。