外見も中身もぱっとしない私だが、人生で一度だけ女性(結構きれいな方でした)から
電話番号付きのお手紙を頂いたことがあった。
そこには、愛の告白と、そう想うに至った理由が一つだけ書いてあったのだが、
それが「靴がきれい」だった。「そこ?」って正直思いつつも、確かに当時、人生で初めて買ったブーツを
大切に履いていたので、そこを評価して頂けたことは非常に嬉しかった。
「人(女性)ってそんな所も見ているんだ」とその後しばらく、靴や足元のケアに異常に執着した記憶がある。
すみません・・・私のどうでもいいエピソードはさておき、
今回紹介させて頂きます『靴磨きの本』の著者、長谷川裕也さんは、昨年ロンドンで開催された
「靴磨き世界選手権」で優勝したまさに“本物”。
本書では、そんな「世界一の靴磨き職人」が、自分の足元を支える“相棒”(靴)と10年付き合う為の、
“相棒”の選び方、手入れの仕方、そして自分で磨くことの大切さ、を教えてくれます。
靴磨きに関する本は数あれど、これほど内容が濃く、実用性が高い本は本書だけだと思います。
著者いわく、「靴は、その人を映す鏡」だと。
ぜひ、本書を片手に靴磨きをして、外見も中身も、よりかっこよく、より美しくなって頂きたいと思います。
※現在浜松本店では、フェアを開催中です。
長谷川さんが代表を務める「Brift H」オリジナルの靴磨きグッズも取扱いしております。