「懐かしい昭和の謎をユーモアたっぷりに解き明かす！」
そんなキャッチコピーどおりに、深刻だけど何だか明るい。
本格モノ好きな方には軽すぎるかもしれませんが・・・。
ちょっとした、息抜きのように楽しめる探偵小説です。
時代は「平成」も終わろうとして、「昭和」は既に“懐かしい”の仲間入り。
昭和半ば生まれとしては、哀愁を感じてしまいます。
主人公の探偵はＴＶ特番「昭和探偵」に協力・出演するという設定で話は進みます。
この作品自体もＴＶドラマ化意識してるの？なんて、思えてくる小説です。
作者の風野真知雄さんは、文庫書下ろし時代小説が中心ですが、その作品も「えっ！こんな裏が？こんな結末？」と、まさにユーモアたっぷり設定！
この作品も最後まで何が出てくるのか分からない楽しさがあります。
現在 ３巻まで刊行！2019年３月には４巻も発売予定。,
早く続きが読みたい！！