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『天才を殺す凡人』 北野唯我 (日本経済新聞出版社)

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店員のオススメ

バイヤー(ビジネス書)

『天才を殺す凡人』 北野唯我 (日本経済新聞出版社)

ビジネス書バイヤー:丸林のおすすめ



なんて刺激的なタイトルでしょうか。
私は持論でビジネス書は「タイトル」が命だと思っております。
お客様の目を引く、お客様に手に取っていただける「タイトル」。
それだけでほんの僅かでも購買に繋がるチャンスが上がると思うのです。

そして内容がまた面白い!
本書は天才と秀才と凡人の3人が登場します。
それぞれの関係性や才能をどのように会社で活かすかという内容です。

以前より「エニアグラム分析」など自分や部下、同僚を分析して組織に活かす方法がいくつかあります。
本書も組織の中での役割などが書かれております。

でもこの本の一番面白いところは
「自分の中の天才を殺しているのは自分」というブレーキに気づく所ではないでしょうか。

他者をタイプ別に分析するだけではなく、自分の天才を開花させるのは、
人との関わりではなく自分の中にあるポジティブ思考が必要なのです。
これはあの大ベストセラー「嫌われる勇気」にも近い思考法ではないでしょうか。

天才、凡人それぞれの強みを活かして組織が強くなる。
自分の強みを今一度、再確認してみてはいかがでしょうか。