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『こねこがにゃあ』 広野多珂子 (福音館書店)

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バイヤー(児童書)

『こねこがにゃあ』 広野多珂子 (福音館書店)

児童書バイヤー:井澤のおすすめ


かごの中からこねこが「にゃあ」ふくろの中からこねこが「にゃあ」タオルの中からこねこが「にゃあ」
カーテンのかげからはなんとこねこが2ひき「にゃあ」「にゃあ」と。思わず私の顔もにっこりしてしまいました。
赤ちゃんが大好きな”いないいないばぁあそび”をこんなにかわいらしいこねこたちと一緒にできる絵本です。
絵本の中でこねこを呼んでいるのはこねこのおかあさん。
最後はこねこたちみんながおかあさんのところにやってきて、おかあさんが「いいこいいこ」してくれます。
とってもシンプルな内容なのに、親子の愛情と幸せな気持ちをたっぷり感じられる1冊です。
お話もかんたんで読みやすく、ページもめくりやすいので、初めて読み聞かせをする方にもおすすめですし、
小さなお兄ちゃんやお姉ちゃんたちも、大人の真似をして自分の弟や妹に読み聞かせをしてあげられそうです。

そしてなんといっても「ねこの絵本」が好きな方は世の中にたくさんいるということは書店勤務で多いに感じています。
2/22の「猫の日」に向けて書店で「ねこの絵本」をたくさん目にするかもしれません。
”はじめて出会うのねこの絵本”としてこの絵本にも注目していただけたらいいなと思います。