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『100』 名久井直子 井上佐由紀 (福音館書店)

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バイヤー(児童書)

『100』 名久井直子 井上佐由紀 (福音館書店)

児童書バイヤー:井澤のおすすめ


つみきが100個で何が作れる?きんぎょが100匹いたら?
大人の私たちが想像しようとしてもなかなかイメージできないものです。
この絵本は、作者が「100というものを、ぱっと感じられるものにしたい」と思い、
目に見えるいろいろな100を探して並べ、写真を撮ったものだそうです。
表紙は、カラフルな風船がいっぱいの写真です。実際に数えてみると、ほんとに100あった!
表表紙に50個、裏表紙に50個本当に風船が100個ありました。
じゃあ次は・・・とページをめくり、つみき、きんぎょ、わごむと次々と数えたくなってきます。
けして急ぐ理由もないのに、なぜか数え方が雑になってきて、結局どこまで数えたかわからなくなってしまい
最初から数えなおすはめになったり、そのうちえんぴつで印までつけだしたりして夢中になってしまいました。
こんなことなら最初からゆっくり確実に数えておけばよかった!と普段の仕事中も同じことだなと気づかさせてくれたり(笑)
そういえば幼いころ、姉と一緒にお風呂につかりながら声に出して100まで数えたなぁとか懐かしい記憶までよみがえりました。
声に出して誰かと一緒に数えると、数え方が自分と違ったりしてなんだかおかしくて、ゲラゲラ笑いながら数えてたと思います。
誰かと一緒に数えれば、100まで数えられたときの達成感を一緒に味わえ、喜びが増します。
みなさんも、ぜひこの絵本で挑戦してみてください!必ず100個あるそうです。