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『ぼくといっしょに』 シャルロット・デマトーン 野坂悦子 (ブロンズ新社)

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店員のオススメ

バイヤー(児童書)

『ぼくといっしょに』 シャルロット・デマトーン 野坂悦子 (ブロンズ新社)

児童書バイヤー:井澤のおすすめ


ぼくといっしょにくる?
お母さんにりんごを買ってくるよう頼まれたぼくの「みち」はとっても危険がいっぱい!
ドラゴンや大男が住んでる世界で一番怖い森、人食いザメがひそむ世界で一番深い海、そしてわるもののすみかまで
通っていかなくちゃならないとても広大な冒険の旅。
物語は、主人公のぼくが語りながら、絵本を読んでる「きみ」にも手伝ってもらいながら進んでいきます。
参加型の絵本なのでどんどん絵本の世界に引き込まれていくと・・・結末はなんと!あれれれれ(笑)
この絵本の帯コメントにある「ちいさな男の子のおおきな想像力」にすっかり魅了されてしまいました。
絵も美しく描かれ、よく見てみると赤ずきんちゃんがいたり、おばけがいたり、人魚がいたりと、
読んでる私たちを楽しませてくれる工夫もされています。
ちょうど毎日忙しい日々でしたので、ふとこういうお話に出会うと、忙しくしてた手が止まり、ほっと一息ついた気分になりました。
この絵本を読むと、「あの子に読んであげたいな」などと、誰かと一緒にこの絵本を読みたい気持ちにしてくれます。
こんな絵本が、立ち寄った本屋さんにあったら素敵だなぁと思い私は自分のお店の通路にこの絵本を陳列することに決めました。