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『はなをくんくん』 ルース・クラウス マーク・シーモント きじまはじめ 坂本美雨 (ラボ教育センター)

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バイヤー(児童書)

『はなをくんくん』 ルース・クラウス マーク・シーモント きじまはじめ 坂本美雨 (ラボ教育センター)

児童書バイヤー:井澤のおすすめ



今の私のお気に入りの色は「黄色」です。
身の回りを見渡すとボールペン、筆箱、ファイル、バック。マフラーも靴下も黄色が多いし、
なんなら車も黄色だ。
夏に紹介した絵本でも、きいろの美しさに惹かれていた気がします。
今回ご紹介したい絵本も、お話の中に登場するある「黄色」に惹かれて、
おすすめしたいと思った「はなをくんくん」のCD付英語絵本です。

国内絵本では福音館書店から出版され、春を迎えるこれからの時期にぴったりの絵本として
多くの方に知られています。
モノクロで描かれた冬眠中の動物たちが目を覚まし、鼻をくんくんさせながら、
いいにおいのする方へ駆け出すと、そこには春の訪れを知らせ、みんなを幸せにするあるものがあったのです。というお話。
そう、このラボ教育センターから出版された英語絵本のタイトルは「THE HAPPY DAY」なのです。
春の訪れを「幸せの日」と表現しているこの絵本を、とにかくはやく誰かに伝えたい衝動に駆られました。
感動のページでは「They laugh」「They dance」「They cry ‘‘Oh!‘‘」の動物たちの動作のみで表現され、
本文には一度も「Happy Day」の単語が登場しないところにもとても魅力を感じました。

私には英語や教育関係の知識がないため、本来のこの英語絵本シリーズのおすすめすべき点をご紹介する技量がなく申し訳ございません。
「Happy」くらいの英単語だったら、子供たちにも意味が伝わり、春の訪れを幸せと感じる英語絵本に触れる
ことができるのではないかと思い、今回ご紹介させていただきました。