本書の著者は、『有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。』シリーズのドリヤス工場氏。
まさに昭和生まれの私には、ドリヤスさんの絵は何となく水木しげる先生の画風を思い出してしまいます。
阿部定事件、三億円事件、帝銀事件、津山三十人殺し、口裂け女等々、昭和を騒がせた怪事件30を取り上げて、
その解説、真相に切り込んだ作品です。
コミック形式なので読みやすく、これを読めば昭和に起きた大事件が一通り頭に入ってしまいます。
「怪談」とはまた違いますが、暑くなってきましたので、こちらの「怪事件」で少し涼しくなってみてはいかがでしょうか?