本書は、月刊誌『コミュニティケア』に連載されている、
「訪問の・合間に一句・詠んでみる 訪問看護“泣き笑い”川柳」を、一冊の本(全58句)に編んだものです。
『コミュニティケア』は、訪問看護師やケアマネジャーといった皆さんのための月刊誌で、本書の執筆者の方々も、日本各地の訪問看護ステーション等で働いている方々、ということになります。
そんな皆さんが、仕事の現場で日々感じていることを川柳に詠み、エッセイを綴られました。
たとえば酒井祐子さんという方は、こんなことをお書きになっています。
「訪問看護は涙あり、笑いありの“感動の現場”。
この感動はほかからは得ることはできません」(11ページ)
訪問看護の生きた現場で起こる、笑いあり、涙ありの物語は、私たちの心の琴線を、必ずや響かせてくれることでしょう。