ちょっと気になるタイトルの本が出ましたので紹介します。
著者は、『ダ・ヴィンチ・コード』『Yの悲劇』を訳した名翻訳家です。
はじめに、いくつもの意味をもつことばとして、
brother、 sisterの単語が出てきます。
英語圏では、兄、弟、姉、妹をあまり気にしないようで、
それが、兄なのか弟なのか、姉なのか妹なのか表記がなく、
文中から推測することがあるそうです。
日本では、兄、弟などにより、
その人のひととなりをなんとなく想像することがおおいと思います。
英語圏と日本の文化の違いを感じるとともに、
翻訳の苦労が垣間見られて面白く読みやすいエッセイです。