ハーブに囲まれた生活にあこがれます。
庭で育てたハーブを使ってお茶を入れたり、お料理したり、アロマでリラックスしたり…と、あこがれていると言っても、正直私の貧弱な知識だと、このくらいの妄想が限界だったのですが、この本は私の妄想（ハーブへの知識）をさらに広げてくれた１冊です。
著者の山本真理さんは滋賀県でハーブや野菜を育てていらっしゃる方で、数あるハーブの中から初心者でも育てやすいものを８種類選び、その育て方や効用、使い方を紹介してくれています。
まず、育て方が丁寧に説明されていて、細かなアドバイスがたくさん。
使い方はいろいろで、私のあこがれのお茶や料理はもちろん、抽出液を使った湿布、のどケアスプレーや、掃除用クレンザーまで。身体のケアや掃除など、生活のさまざまな場面で利用できると知りました。
バーム（軟膏）や化粧水の作り方は理科の実験のようで、とても楽しそうです。
そして、表紙もそうですが、とにかく写真がどれも美しい。
今まで「買えばいいや」と思いがちだったものを、自分で育てたもので一から作り出すという行為にとても惹かれました。
ハーブ生活へのあこがれは募ります。
あこがれは妄想だけではなく、やってみよう、に変わりました。