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『アンソロジーしずおか戦国の城』 秋山香乃 芦辺拓 彩戸ゆめ 蒲原二郎 坂井希久子 (静岡新聞社)

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店員のオススメ

ららぽーと沼津店

『アンソロジーしずおか戦国の城』 秋山香乃 芦辺拓 彩戸ゆめ 蒲原二郎 坂井希久子 (静岡新聞社)

ららぽーと沼津店・店長:岩田のおすすめ



静岡県には中世の城が600以上あることが確認されています。
私の家の近くにも江尻城跡、吉川氏館跡等があり近くの街道を歩きながら富士山が見えてくると、中世の人たちもこの富士山を眺めていたのだろうと思いを巡らせます。

『アンソロジーしずおか 戦国の城』は地元出版社の静岡新聞社が手掛ける【アンソロジーしずおか】シリーズの第二弾です。
今作のテーマは書名通り【戦国の城】。東の山中城から西の堀川城まで10の城を題材に10名の歴史小説作家が書き下ろした小説が掲載されています。
歴史小説を読んだことがない方も近所の城が舞台の為、情景が浮かびやすいので歴史小説デビューに最適です。

各小説の後には城の解説や城を見学するときに便利なデータがあるので、小説を読み終わったらすぐその舞台に足を運ぶことができます。
地元出版社だからできる読書&旅の魅力的な1冊です。