宮崎県の県立高校の校長先生が在職中に生徒や先生方にむけた校長通信をまとめた1冊です。
学校生活や教育のあり方、社会と高校の関係性などが書かれていて、今の教育現場を知ることができる内容となっています。
国語の教師として教壇に立ってきた自身の経験をつぶらにあかし、映画や文学など軟らかい話題を引き合いに出しながら教師像について語りかけています。
表紙や挿絵も卒業生が担当していて、生徒たちから愛されてきた感じが絵からも伝わってきます。
宮崎県のお話でありますが世の中の風当たりが厳しい先生方、また教職に従事する方、子育て中の親御様にお薦めの1冊です。