私は物心ついた時から左利きです。
幼い頃、左腕を骨折しても利き腕を変えることは出来ませんでした。
例えば自販機のお金投入口や、みんなで食事の時に席を気にしたり
左利きって日常生活において不便なことも多いのですが、
とても困るわけではなく、工夫したりして無意識に行っていました。
なので左利き用のグッズが最近は増えてきてうれしく思いますが、
慣れというのは恐ろしく、私は左利き用のハサミを初めて使ったとき戸惑ってしました…
そんな少数派で同じ苦労を感じている人と会うと色々と共感して嬉しくなりますが
この本は科学的に分析して、具体的に何が違うのか。有利な面・出来る事だけではなく
弱点の克服など左利きのための1冊だと感じました。
また右利きの方でも身近に左利きの方がいらっしゃったら、
お手に取っていただき理解と興味を深めていただけると思います。