
読んだつもりでいたが初読み作家さんでした。
推理小説や警察小説は数多く読んできましたが、今作も個人的には推しです。
警官、元警官、新米記者、被害者の父親、疑われる男の恋人、それぞれの視点から話が描かれる群像劇で、
多種多様の人物が入り混じる情報量は圧巻であり非常にリアリティがある。
群像劇であるからこそいろんな人物の視点にたって物語を反芻することができる重厚な作品。
650ページと、かなりのボリュームで一気読みは断念しましたが、
秋の夜長にゆっくり読んでみるのもいいかもしれません。
[浜松本店]
NEW浜松本店・店長:内藤のおすすめ