毎日本屋で働いている身ではありますが、本書に出てくるうっとりするような絶景や、
風光明媚な村等に存在している美しい本屋には昔から憧れます。
まさにイギリスが舞台のピーターラビットやハリー・ポッターの世界に迷い込んだような、
不思議で可愛らしい本屋、中世から存在するような威厳のある本屋、店主のこだわりが
息づく個性的な本屋等々、読んでいると行ってみたくなる本屋ばかりです。
私のようにイギリスの本屋さんにピンポイントで興味のある方にも、旅行ガイドのように
読まれたい方にもオススメの1冊です。
本書を読んで、国が違えど本屋とは、その土地の歴史や文化を表すベンチマークなのだと
感じました。