ハロウィンが近づいてきた今の季節、読み聞かせにぴったりの絵本をご紹介します。
表紙を見てのとおり、ハロウィンの仮装では定番の「ガイコツ」がお話の主人公。
ある日、しゃっくりが止まらなくなったガイコツ。いろんな方法を試してみますが、なかなか止みません。
「ひゃっくり ぴゃっくり ぴょっくり」という、個性あふれるしゃっくり音と、
だんだん必死になってくるガイコツの姿に、ページをめくるたびジワジワ笑えてきます。
この絵本が初めて出版されたのは2004年。表紙をネットで見かけて何だか気になる絵本だと思いつつ、
不勉強ながら読んだことが無かったのですが、今年、新訳・新装版として発刊され、
私もようやくガイコツとご対面することが出来ました。
元々保育士さんや図書館司書さんの間では人気のあった絵本だそうで、
実際、読み聞かせをすると盛り上がるだろうなと感じましたし、
ちゃんとお話にオチを持ってくる期待を裏切らないガイコツでした。
しゃっくり音は、新訳になって「ひゃっくり ぴゃっくり ぴょっくり」に変わったそうです。
読む人によって色んな読み方ができると思うので、家族で読み合うのもきっと面白いです。
はたしてガイコツはしぶといしゃっくりを止めることができるのか、ぜひ見届けてください。