
シンガーソングライターの安藤裕子さん初の短編集です。
「食べること」をテーマにした物語が収録されています。
私の一番のお気に入りは「亡国の僕らは」です。
とあるゲームをめぐる少年たちの物語で、ホラーやSFの要素が強く、
ドキドキしながらページをめくりました。
シリアスな展開の中でも、主人公と母親の食事の場面には、
子を想う母の愛情が感じられ、心が温まりました。
私は「食べること」がとても好きです。
しかし忙しさや面倒さから、食事を疎かにしてしまうこともよくありました。
この作品を読んで、1食1食をもっと大切にしたいと感じました。
普段あまり本を読まないという方にも、短編で読みやすいのでぜひ手に取ってみてほしい作品です。
