クリスマスの一日を過ごす楽しさと素晴らしさが詰まった海外絵本が発売されました。
サンタさんは働き詰めでクリスマスを祝ったことがありません。
そこで仲間たちがサンタさんのために特別で素敵なことをやろうと計画します。
ツリーやイルミネーションの飾りつけ、お菓子やクリスマス料理の準備、
暖炉の前で物語を読んで、プレゼントをもらったら、みんなでごちそうを囲みます。
読んでいるこちらが「つぎは何をするのかな」とワクワク。
今までクリスマスを祝ったことのなかったサンタさんが、
一番楽しそうにしている姿にもちょっと込みあげるものがあります。
みんなでいっしょに準備して、暖かくて優しい気持ちで過ごす一日。
クリスマスを楽しむって、こういうことなんだな、と思いました。
お話が素敵な上に、絵を手掛けるのは
『ぼくは川のように話す』などで数々の受賞をしているシドニー・スミスさん。
光の描き方がとても印象的です。朝の光、イルミネーションの光、暖炉やキャンドルの光。
絵からもクリスマスの暖かさが伝わってきます。