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『一日三食絶対食べたい 1』久野田ショウ(講談社)

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サンストリート浜北店

『一日三食絶対食べたい 1』久野田ショウ(講談社)

サンストリート浜北店・コミック担当:村松のおすすめ



海面が急上昇した上に氷河期に入り滅亡寸前の地球が舞台。そんな中を生き残った人々は共同体を作り、各々が仕事をしながら日々を生きていた。
病弱な少女リッカと同居している主人公のユキだったが働いておらず、お針子の仕事をするリッカに養われていた。しかし文明崩壊後の人類の生存可能範囲は狭く、食糧事情も厳しく、リッカは徐々に痩せ体調も思わしくない。今やかけがえのない家族である彼女に栄養のあるものを食べて元気になってもらうため、自分も一日三食しっかり食べる生活を維持するため、ユキは働き始める。ダメ人間だってクズだって、働かなきゃ!

自称クズでダメ人間なユキが泣き言を言ったり、実際泣いたり、仕事の相棒である先輩や他部署の人にまでズケズケと厚かましい要求をしたりしながらも懸命にリッカさんのため、自分のごはんの為に働く。その姿を見ていると少しの共感と、自分も頑張ろうかなぁと励まされる思いが浮かんできます。ユキ君以外の働く人々の頑張る姿も描かれており、自称ダメ人間以外の人にもおすすめです。