![](/hs_data/Image/%E5%BA%97%E5%93%A1%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%81/17%E3%80%80%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC/%E4%B8%B8%E6%9E%97/yoreyore.jpg)
当年73歳の交通誘導員の日記。
自分で「最底辺の職業」と自虐的に語り、日々の様々な様子が淡々と描かれている。
日々の気苦労を右から左へ受け流すその自然体な姿勢が、
もしかしたら私の仕事へも繋がるか…
とも思いましたが、それは間違いなく言い過ぎです。
ただただ面白い。
著者は元々、出版社勤務から編集・ライターに従事していたが、
ワケあって70歳から交通指導員という肩書の持ち主。
なんだろう、その人生が生々しく面白い。
通行している場面や、車を運転している時に必ず出くわす「交通誘導警備」さん
この人間臭いドラマを克明に描いた正に、今までに無い作品をぜひ味わってください。
そして、ぜひ次に出会った「交通誘導員」さんにおつかれさまです。と言ってあげてください。