自分も年を取るにつれて死というものを考えるようになってきた。
もちろん楽にぽっくり死にたいと思っています!
この「生き物の死にざま」という本は、
文字通りゾウやサケやセミなどの生き死にを、物語風に語ってくれているのですが、
どの動物も本当に必死になって、命のバトンをつないでいるのが感動的に読めます。
害虫である蚊も、生きるために・子孫を残すために必死で生きているのですが、
様々な障害(家の侵入が困難・虫よけ剤はいわば毒ガス・2~3分かけて人間の血を吸うのは
まさに命がけ)があることを知り、はじめて蚊の気持ちになって考えさせられた1冊です。
人間はなんと恵まれた生き物なんだろうと、読んで感じ取ってくださいませ。