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『こちら、苦手レスキューQQQ!』小島ケイタニーラブ 文 木下 ようすけ 絵(白水社)

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『こちら、苦手レスキューQQQ!』小島ケイタニーラブ 文 木下 ようすけ 絵(白水社)

営業本部:野尻のおすすめ

 

浜松出身の小島ケイタニーラブさんがイラストレーターの木下ようすけさんと今まで誰もやったことのない不思議なワクワクする本をつくりました。

ストーリーは、特殊能力をもつケイタニーとキノピーがバーコードリーダーでみんなの心を読み取り、そこにネズミ(Kainatsu)も加わって、みんなを「苦手」からレスキューするというこれまた不思議な感じ。

何が今まで誰もやっていないかというと、そのみんなの「苦手」エピソード全てにQRコードをつけて、それを読み取るとYouTubeでその「苦手」のレスキュー曲を聴けるということ。
苦手エピソードの数は実に37。そこにもう5曲加わって、苦手レスキュー曲は全部で42曲。これがまた全部いいのだ。

ちなみに、みんなの苦手一例はこんな感じ。

・スピーチが苦手
・歯医者が苦手
・かさぶたが苦手
・会社の空調設定が苦手
・牛乳が苦手
・クラス替えが苦手
・主張が強い人が苦手
・おじさんの大きなくしゃみが苦手
・Wi-Fi環境がない場所が苦手

どの「苦手」も、あるある!わかる!というものが多く、そしてそのレスキュー曲がなんとも素敵。
うたはケイタニー(小島ケイタニーラブさん)とネズミ(Kainatsuさん)。
そして読むとわかるのだが、「苦手」は全然解決されるわけではなく(笑)、わかってもらえて、気持ちを共有してもらえてレスキューされるという、絶妙のユルさ。
ほっこりして、少し笑えて、なんか吹っ切れる。
帯にある谷川俊太郎さんの『音と言葉とイラストの万華鏡』はまさにこの本にピッタリの言葉。

おうちで、かぞくで、ふうふで、きょうだいで、ひどりで、スマホ片手に苦手レスキューを読んでみてください。
きっと気持ちが明るく、軽くなります。