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『なぜ僕らは働くのか』 池上彰 佳奈 モドロカ (学研プラス)

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店員のオススメ

バイヤー(ビジネス書)

『なぜ僕らは働くのか』 池上彰 佳奈 モドロカ (学研プラス)

ビジネス書バイヤー:丸林のおすすめ




ビジネス書バイヤーとして、小中学生向けの本書ですが、
オススメしないわけにはいきません。

「仕事とは何か? 幸せに働くには?」といった疑問を小中学生にもわかりやすく解説した本です。
「働き方改革」「ライフワークバランス」など近年「働き方」は大人だけでなくこれからを生きる若者にも必要な事です。
難しい話をすれば「職業選択の自由」というのは近年ようやく与えられた権利です。
古くは江戸時代以前は身分、家柄などで付ける職業は決まっていました。
そう考えると、昔からの知恵が不足している「働く」という意味は何なのでしょうか。

「働く」を多角的に解説している本書は子どもだけでなく、
大人にも読んでもらいたい1冊です。
新しい価値観が生まれるかもしれない時代に必要な一冊となるでしょう。

私は元々システムエンジニアになりたかったです。
そのための勉強をしながら、夜間に本屋のアルバイトをしていました。
そこで本を販売する面白さを知り、書店員になりました。

働く理由は「好き」だけでなく「得意」だったり「後から見つかる」こともあるでしょう。
この本ではプラスもマイナスもしっかりと解説しています。
100人いれば100通りの考えがあると思います。
正解がない働くという問いに家族で話すきっかけとなれる本です。