コロナ禍で経済危機が叫ばれています。いつの時代も危機が訪れるたび原点に立ち帰る動きが起こります。
ビジネス書にはそんな名著が溢れています。
ドラッカーの「マネジメント」
カーネギーの「人を動かす」
コヴィの「7つの習慣」
そして今、
マルクスの「資本論」が再び脚光を浴びています。
マルクスは19世紀を生きた偉人です。200年以上前の人物が残した「資本論」が今の世界で通用するのは何故でしょうか。
目まぐるしく変わる世界で今も必要とされる概念、本質をマルクスは残しています。
その本質を理解すれば今の時代で拡張して利用できるのです。
商品・価値・時間・社会などは200年前からスピード感が変化しました。
「タダより高いものはない」
無料地図アプリを使用しているデータはビッグデータとして蓄積され、いずれ私達の財布から金を出させるのに役立つように、
考えてみれば時代は変われど本質は100年200年前から変化していないものもあります。
「温故知新」という言葉が頭をよぎりました。
これからの時代を生き残る知恵を身につけるために本書を読んだ後、
岩波文庫の「資本論」を購入しようと決意しました。