『そして誰もいなくなった』 アガサ・クリスティー (早川書房)
浜松本店・エキマチサテライト 統括店長:細川のおすすめ
2020年3月、「ミステリの早川書房」より、同社が70年にわたって翻訳ミステリを刊行してきた
経験を活かし、「ハヤカワ・ジュニア・ミステリ」という児童書レーベルを創設しました。
小学生高学年から中学生向けにアレンジされた新シリーズです。
第1弾として、世界中で累計20億部、100年読み継がれるアガサ・クリスティーの傑作である、
『そして誰もいなくなった』が刊行されました。
ベテラン翻訳家による完訳で、小学4年生以降に習う漢字にはルビが付いています。
私も早速読んでみましたが、挿絵が入っている等、お子さんがミステリの入口として読むには
最適だと思います。
既に原作を知っている大人が読んでも十分楽しめますので、もう一度ミステリを読み返したい
方にもピッタリのシリーズです。