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『メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた』 吉川景都 BAパンダ (ダイヤモンド社)

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店員のオススメ

浜松本店

『メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた』 吉川景都 BAパンダ (ダイヤモンド社)

浜松本店 副店長:永山のおすすめ



「5年以上同じメイクのあなたへ」

心当たりしかなくて手にした一冊。
正確に言えば今のトレンド等調べてみたりはする→でもどれもなんだかうまく馴染まなくて結局元のやり方へ~、という流れが多い個人的なメイク事情。
この本の内容はあくまでも『BAパンダさん』が『友人の吉川さん』の悩みに答える流れなので、誰にでもばっちり当てはまるわけではないよ!具体的な悩みがあったら実際にカウンターでBAさんに相談してみてね!とのことだけど、それでも読んでいるだけで吉川さんと一緒に目からウロコをぼろぼろ落とすような金言が詰まっている。

「アイシャドウは縦割りでグラデをつくるとキレイ」
「デカ目信仰をやめる」
「骨と眼球を意識、立体を意識、いつも心にガイコツを」
「アイラインを書く前に下書きする、神絵師だって下書きなしでいきなり完璧な線は引けないでしょ」

ひとつめのようにそんなことしてもいいの!?と衝撃を受けるアイデアもあれば、3、4つめのように言われてみれば確かにそうだ……と深く頷くアドバイスもあり、思わず自分の顔を触って骨のラインをなぞってしまった。特にデカ目信仰については、10代の頃のメイクのトレンドがまさに「とにかく目を大きくぱっちり見せる!」だったので、アイメイクっていうのはそういうものだと無意識のうちに思っていたんだな…という気づきもあったり。(一重や奥二重の人が目を大きく見せるためのメイクテクニックなんかも雑誌でよく見た)
メイクは自由でいい、でもなんとなく使ってなんとなく変で、変になる理由が分からないから楽しくない。
そうならないために「使う理由」をきちんと知ろう、楽しむための基礎を身につけよう。
メイクは魔法、でも魔法を使うなら呪文はちゃんと唱えよう。
耳が痛い。でもどんなことにおいてもそれは大事なことだと分かるので、パンダさんの言葉はすとんと胸に落ちてくる。