本日の読書におすすめの音楽はこれ。
黒田卓也の 『RISING SON』
こんなにすごいミュージシャンなのに、実は数年前まで黒田卓也のことを知らなかった。
日本人で初めてブルーノート・レコードと契約したトランペッターだというのに。
数年前、確かMISIAさんのライブ映像を見ていた時だったと思う。
バックでファンキーな髪型したトランペット奏者が居て、その存在感に釘付けになった。
そこから調べ始めたら、なんだかすごい人じゃないか。この黒田卓也さん。
そして出会ったのが、このアルバム『RISING SON』。
SUNじゃなくてSONね。
渋いグルーブのドラムビートから静かに始まる曲は、次第に音の厚みを増してゆき、頭に強烈に残る猛烈に格好いいトランペットのリフが入る。
トロンボーンと織りなすトランペットサウンドが本当に心地よく格好いい。良い意味で日本離れしたサウンドで痺れた。
こんな曲には、ちょっとエッジの効いた小説が合うのではないでしょうか。
僕は伊坂幸太郎さんの『ペッパーズ・ゴースト』を読みながら聴いていました。