今年の手塚治虫文化賞短編賞受賞した本作。
10歳の少女の目を通してみる女性差別。
サウジアラビア、モロッコ、インド、アフガニスタン、そして日本の少女たちが過酷な現実に向き合っている。
女性が学ぶ機会も一人で生きていく術も与えられない世界。女性の活躍を許容しない世界。
固定観念を持った人々と戦うのは
驚くほど高いハードルだ。
でも諦めてない。
やまねえびねさんの描く少女たちの強い瞳に励まされる。
現実に押しつぶされているわけにはいかない。
立ち上がって自分たちで変えていくんだという意思を感じる瞳。
偶に思う事がある
無色透明な存在だったらいいのに
いろんなくびきから解放されて何も縛られない存在だったら
そうしたら傷つくことも傷つけられることも傷つける事も無いんじゃないかって。
でも多分それでは個人が無くなってしまうのかとも思う。
みんなが沢山のそれぞれを認めて、
自分の気持ちを押し付けるのではなく、認め合っていければいいのかなと思う。
簡単なことじゃないけど。
人に幸せの形を押し付けることは違うし
何かを持っていなくても何も持っていないわけじゃない。
「すべてが揃った状態を幸せと呼ぶなら、人はいつまでたっても幸せにはならない」
という言葉を読んで無いものばかり数えていないか
と自問自答することしきり。
未読の方是非よんでみてください!
10歳の少女の目を通してみる女性差別。
サウジアラビア、モロッコ、インド、アフガニスタン、そして日本の少女たちが過酷な現実に向き合っている。
女性が学ぶ機会も一人で生きていく術も与えられない世界。女性の活躍を許容しない世界。
固定観念を持った人々と戦うのは
驚くほど高いハードルだ。
でも諦めてない。
やまねえびねさんの描く少女たちの強い瞳に励まされる。
現実に押しつぶされているわけにはいかない。
立ち上がって自分たちで変えていくんだという意思を感じる瞳。
偶に思う事がある
無色透明な存在だったらいいのに
いろんなくびきから解放されて何も縛られない存在だったら
そうしたら傷つくことも傷つけられることも傷つける事も無いんじゃないかって。
でも多分それでは個人が無くなってしまうのかとも思う。
みんなが沢山のそれぞれを認めて、
自分の気持ちを押し付けるのではなく、認め合っていければいいのかなと思う。
簡単なことじゃないけど。
人に幸せの形を押し付けることは違うし
何かを持っていなくても何も持っていないわけじゃない。
「すべてが揃った状態を幸せと呼ぶなら、人はいつまでたっても幸せにはならない」
という言葉を読んで無いものばかり数えていないか
と自問自答することしきり。
未読の方是非よんでみてください!