ストレスの多い現代社会、混迷した世の中を生きる方法を学ぶにはどうしたらよいか?
歴史からヒントを得るために、中国の混迷を極めた明末期、
たくさんある書物の中で「菜根譚」が良いと思い手に取った。
この本は、田中角栄や川上哲治のような有名人が愛読したこともあり、処世訓としてとても良い。
戒めのような厳しさも感じられず、その時その時の自分に合ったように解釈できるから、いつ読んでも優しい。
古典を理解するのには時間がかかるので何回も読まないといけないと思われますが、
こどもたちに読める菜根譚も出版されているのでひと安心。
ちょっと、心が疲れてきたらじっくりと読んでみてはいかがでしょうか。