
開かずの金庫、開かずの間、埋蔵金、屋根裏の長持から大量の古文書、海岸に流れ着く金貨、etc.etc.
隠し部屋というと何か、オタカラが出るんじゃなかろうかと、意識が俗っぽいところに流れてしまいがちです。
ギザの大ピラミッド、現在見つかっている石室の下にも空間があるらしいとか。
「現在の価値で〇〇円!」とか、金銭的な価値も気になるのはその通りですが、当時の情報がそのまま発見されて、
これまでの歴史認識を覆す発見があった、なんてことになるとそれはもうわくわくします。
本書で紹介されるのは、そういったオタカラ絡みのものばかりではありません。
ウィンチェスター・ミステリーハウスはいろいろなメディアで繰り返し登場するので、
ご存知の方も多いことでしょう。
人付き合いの苦手な公爵が生きていた痕跡であったり、避難するための隠し通路であったり。
記録、情報が残っていないためになぜそこにあるかわからない地下通路であったり。
また、それぞれのテーマに従って、他の遺跡や建物も紹介されます。
17のテーマから隘路がいくつも伸びていって、この本自体が情報の迷宮のように、迷い込んでしまいます。
日本からも一つ、登場します。
それが何か? 是非、本書を開いてお確かめください。
