

現在の混沌とした社会情勢は、どこへ向かっているのか?
昨今のSNSなどでコントロールされる人の心は、
信実とはほど遠いところで社会を変革させているのではないか?
このような不安でしかない出来事に影響を与えているAIや偽情報などについて、
ハラリ最新作「NEXUS」では、歴史とは過去を学ぶのではなく、変化を学ぶという論点から、
現在の問題点を提起をし、いま人類が直面する重要課題、
特に人間外の知識に自らの存在を驚かされるなか私たちがまさに今、
迫れている選択について、わかりやすく提示している。
「情報の素朴な見方」から始まり、AI、情報の力による人間国家の対立、情報とはと続き、
異質で間違っている事が多いコンピューターネットワーク、
コンピューター政治と、賢いヒトの歴史を「情報ネットワーク」の歴史として、
「人類はいま何を成すべきか」を提言している。