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『軽自動車を作った男』永井隆 (プレジデント社)

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浜松本店

『軽自動車を作った男』永井隆 (プレジデント社)

浜松本店・店長:内藤のおすすめ




「軽自動車を作った男 知られざる評伝」は、
自伝「俺は、中小企業のおやじ」では語られなかった第三者視点のエピソードや、
詳細な背景が提供されている。


そこでは、鈴木修氏の人生とスズキの成長、その人間像や経営手腕を客観的に分析、
業界全体の文脈や他者の評価を含んでいるので、さらにより深く、体系的に理解できる内容となっている。

 例えば、元特攻隊のカリスマは、やらまいか精神で織機から自動車へ、
入社当時の現場体験、軽自動車を日本の「国民車」にした
トップダウン・イズ・コストダウンの過程の背景、
「中小企業のおやじ」と自称しながら人たらしの交渉力、
大企業を牽引した矛盾性や、社長就任前の辞表提出のエピソードなど、
個人的な苦悩や決断が描かれ、インド市場などでの成功、
海外の生産体制構築など戦略的な判断など、
トヨタの豊田章男会長が鈴木氏を「憧れのおやじさん」と呼び、
ワゴンR誕生秘話から、軽自動車の発展における功績を高く評価した評伝ならでの話も紹介されている。

この激動の日本の自動車業界を駆け抜けた「岐阜の山猿」から、
VUCAやBANIに活きるキーワードが発見できる手元に置いておきたいパワフルな評伝なのです。



[合わせて読みたい]
ご当地浜松で鈴木修さんといえば、
自伝の「俺は、中小企業のおやじ」(2009年2月、日本経済新聞出版社)が人気高く幅広く愛読されている。

スズキを世界的な自動車メーカーに成長させた鈴木氏の経営手法、
現場主義を貫き、全員経営を実践したエピソードなどが自身の言葉で語られている。
大企業になっても「俺は、中小企業のおやじ」と、
とにかく現場(製造・販売問わず)を愛し、仕事を楽しむ姿勢を貫いた。
 反面、ワンマンだと言われても、その現場叩き上げの笑顔は、ことさら人気が高かった。
その内面の感情コントロールなど、
経営者やビジネスパーソンに実践的なインスピレーションを与えてくれる。