
毎年12月に出版社との商談会がある。
出版社とお話をし、おすすめの商品を聞いたり発注をしたりするのだが、
そこで双葉社さんから是非読んで欲しいと渡されたのが
この「隣人のうたはうるさくて、ときどきやさしい」だった。
実は一昨年も同じように「半暮刻」を渡されたのだがこれがめっぽう面白く、
(詳しくは店員のおすすめ:営業本部で紹介しているのでそちらをご覧ください)
今回も期待しつつありがたく頂戴した。
題名からミュージシャン志望の話かな?と予想したのだが全く外れていた。
「歌」でも「詩」でもなくひらがなで表記してあるのはこのためだった。
心地よい暮らしを作るために多世代の住人が協同するコミュニティ型マンション「ココ・アパートメント」。
それぞれの生活がありつつ、共用部の掃除当番や
なにより月に数回当番が食事を作り食卓を囲む共同食事会「コハン」がある。
(なお全員一緒にいただきますではなく、各々のペースでご飯をいただく)
多世代が生活しているためいろいろな考え方がありいろいろな生活ペースがあり。
もちろんそれに耐えられず離れていく人もいる。
それぞれが悩みを持ち、時には相談し、時には触れ合いの中、自分で考え改善していく。
そして優しい結末を迎える。
双葉社さん今年のおすすめも面白かったです。