
30年前に行った、3カ国目?
ドイツ編
フォルクスワーゲンのワゴンでドイツを走ったあの日。
ダッハウ強制収容所を見学して、ワゴンに乗ってポーランドへ向かう道。
ハイウェイをひた走り、山道を抜けた先で目に飛び込んできたのはオレンジ色の屋根の建物。
それは、まるで『モモ』の世界に迷い込んだような体験でした。
ガソリンスタンドで買ったコーラ、小さな教会でいただいたお菓子、
あの日、サッカー場からもれ聞こえる歓声の中で、ジプシーの方とジプシーの歴史の話をしたこと。
片言のドイツ語とボディランゲージで交わした会話。
そのとき、何より大切だったのは「聞く力」でした。
『モモ』は、ただのファンタジーではありません。
主人公のモモが持つ“傾聴力”は、,現代のビジネスシーンにおいてもとても重要なスキル。
彼女は話す事よりも、相手の言葉に耳を傾けることで、
周囲の人々の心を動かし、変化を起こしていきます。
今、時間に追われて、効率を求める社会の中、
私たちは「本当に大切なもの」を見失いがちです。
モモの物語は、ドイツの静かな街並みを背景に、
時間の本質と人とのつながりを問い直します。
部下との対話、顧客との信頼構築、
チームの関係性。
すべては“聴くこと”から始まる。
僕は、この本で学んだことを、今まさに実践中!!
聴く力が、世界を変えるー
モモが教えてくれる本当に大切なもの...
