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『さよならジャバウォック』  伊坂幸太郎 (双葉社)

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本沢合店

『さよならジャバウォック』  伊坂幸太郎 (双葉社)

三方原店・本沢合店統括店長:新井のおすすめ




作家デビュー25周年の作家・伊坂幸太郎が贈る渾身の長編ミステリー。
自宅の量子の目の前には夫の死体が。量子が殺してしまった。
結婚直後はおとなしかった夫がだんだんと狂暴になっていく。
数日前に偶然大学時代のサークル仲間、凍朗に再会したのだが、
浮気を疑われ暴力を振るわれ、抵抗したはずみで殺してしまった。

息子の翔のことを思い自首もできず途方に暮れる量子の自宅に凍朗がやってくる。
凍朗は死体を自分所有の山中に埋めることを提案し、ふたりで運ぶことに。
休憩を入れた際、いつのまにか眠ってしまった量子が目覚めると目の前には見知らぬ男女の二人組がいて…。


物語は量子と斗真の視点から進んでいく。夢なのか現実なのか。
伊坂さんのワンダーランドに迷い込み、読者である私の頭の中も混乱してしまった。
そして予想もしてなかったラストへ。