先日たまたまご紹介いただき、この本を手に取る機会がありました。
ネコのトムの飼い主になってくれたタクシー運転手のランスさん。ある日ケガをしてしまい仕事ができず生活に困ってしまいました。
そんなご主人のために、トムは代わりにネコのタクシーの運転手の仕事を始めます。
仕事をしていくうちに、働くということは生活のためにお金をかせぐことだと知り、
見事に有料でネコのタクシーの運転手になることに成功したのです。
トムがタクシーに乗せたお客さまはみんな幸せな気持ちになって帰っていきます。
最初は、飼い主のランスさんのためだけに始めた仕事が、やがてたくさんの人々の幸せにつながることとなり
トムは、自分が何かの役にたったことがわかり嬉しく思い、この仕事をを始めて
本当によかったと思ったのです。
誰かの役にたったり、誰かが幸せな気持ちになってくれる仕事ができることは
本当に素敵なことでうれしいことです。
この本をたくさんの子供たちに読んでもらい、
いつか同じような気持ちになってくれたらいいなと思っています。