富士駅から歩いて職場に向かう途中に小さな川があります。
そこではカモの一家が生活していて、わたしは、通勤時その様子を見るのをとても楽しみにしています。
一家が川にぷかぷか浮いている姿を眺めているだけで、なんだか愛おしく思えますし、
首を伸ばして水底の餌を食べる姿(おしりだけが水面から出ている状態)は、特別に好きで、
もうそれはほんとうにかわいらしく、癒されます。
そんな感じで、突然カモ好きになった私ですが、私と同じように身近な鳥が気になっていた、
つい観察してしまう、だけど、双眼鏡を片手にバードウォッチング行くぞーみたいな
気合の入った感じとは違うんだよなぁといった方に特におすすめしたいのが、
今回ご紹介するイラストエッセイ(マンガ)です。
本書では、日常生活の中で出会う身近な鳥だけを選んで、紹介、解説がされています。
スズメやカラスなど定番(?)の鳥はもちろんですが、
「よく見かけるけど、名前はあまり知られていない鳥」や、
「その行動、じつはそういう意味でした」というようなところにも焦点を当ててくれています。
タイトルにあるとおり「意外と知らない」がたくさん詰まっていて、読み終えた後は、
日常生活がより楽しくなること間違いなしです。
先月第2弾も発売になった「鳥の生活」シリーズ、ぜひ読んでみてください。