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店員のオススメ
『居るのはつらいよ』 東畑開人 (医学書院)
『居るのはつらいよ』 東畑開人 (医学書院)

バイヤー:永山のおすすめ

ただ、いる、だけ。居るだけのことが難しくて息苦しい。居るだけを、社会のさまざまな目が許してくれない。仕事の手伝いに来たけどすることがなくなってしまいぽっかりと空いた隙間や、何かしらの集まりで、...

『往生際の意味を知れ! 1』 米代恭 (小学館)
『往生際の意味を知れ! 1』 米代恭 (小学館)

バイヤー:永山のおすすめ

学生時代に恋に落ちた、まるで女神のような元カノ。幸せな交際をつづけていた日々の最中、唐突に別れを告げられ、失踪してしまった元カノ。それでも彼女を忘れられずに、まさに彼女の敬虔な信者そのものとし...

『マンガでわかる「日本絵画」の見かた』 矢島新 (誠文堂新光社)
『マンガでわかる「日本絵画」の見かた』 矢島新 (誠文堂新光社)

バイヤー:永山のおすすめ

「マンガでわかる」といった類の、わかりやすさを売りにした本については、ともすれば表層的な知識だけを得て「わかった気」になっただけで終わってしまうおそれがある。そういった意見をどこかで目にした覚...

『推しが武道館いってくれたら死ぬ 1』 平尾アウリ (徳間書店)
『推しが武道館いってくれたら死ぬ 1』 平尾アウリ (徳間書店)

バイヤー:永山のおすすめ

「推し」というものが存在する人生というのは、それが占める比重が大きければ大きいほど、良くも悪くも狂いやすいらしい。この漫画の主人公「えりぴよ」さんは、岡山のローカルアイドルグループ「ChamJ...

『あなたを閉じこめる「ずるい言葉」』 森山至貴 (WAVE出版)
『あなたを閉じこめる「ずるい言葉」』 森山至貴 (WAVE出版)

バイヤー:永山のおすすめ

「あなたのために~」「~だからわかるよ」何かの折に不意に誰かに投げかけられた言葉。表面的には正しいこと「のように」聞こえるのに、なぜだか妙に気持ちがモヤモヤしてしまうときはないだろうか。その瞬...

『サキの忘れ物』 津村記久子 (新潮社)
『サキの忘れ物』 津村記久子 (新潮社)

バイヤー:永山のおすすめ

津村記久子が書くSF(すこし・ふしぎ)な短編集。観光名所案内の形式をとりつつ、ガイドが語る土地の歴史の端々から不穏な何かを感じさせる「ペチュニアフォールを知る二十の名所」『何』を目的にしている...

『しょうゆさしの食いしん本スペシャル』 スケラッコ (リイド社)
『しょうゆさしの食いしん本スペシャル』 スケラッコ (リイド社)

バイヤー:永山のおすすめ

なぜしょうゆさしなのかは分からない。タコにも見える不思議な愛らしさをたたえたしょうゆさし。そんなしょうゆさしがたまにゆかいな仲間を交えつつ、食べたいものを作って食べて、ときには買い食いして、す...

『美しい万年筆のインク事典』 武田健 (グラフィック社)
『美しい万年筆のインク事典』 武田健 (グラフィック社)

バイヤー:永山のおすすめ

ずいぶん昔に、友人からガラスペンと青いインクで書いた手紙をもらったことがある。なんて洒落ているんだろうと感動して、それからは文具店に立ち寄るたび、インク売場を気にするようになった。おおまかに色...

『メタモルフォーゼの縁側 1』 鶴谷香央理 (KADOKAWA)
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バイヤー:永山のおすすめ

75歳の老婦人と17歳の女子高生。このまま何事もなくゆるやかに日々をすごしていくのかしらと、諦めとも達観とも似ているようで違う日常にするりと入り込んできた、小さくも大切な「何か」&hellip...

『化粧劇場』 イガリシノブ 劇団雌猫 (池田書店)
『化粧劇場』 イガリシノブ 劇団雌猫 (池田書店)

バイヤー:永山のおすすめ

昨今のコロナ禍でほとんどの人がマスクを着用するようになってから「明らかに化粧をしなくなった女性スタッフがいる」という話を耳にし、直接言われずとも化粧の有無はわりと見られてるんだな、と恐ろしくな...

『“よむ”お酒』 パリッコ スズキナオ (イースト・プレス)
『“よむ”お酒』 パリッコ スズキナオ (イースト・プレス)

バイヤー:永山のおすすめ

お酒、皆さんはどのくらい飲んでいるだろう?私はここ最近めっきり飲む回数も減り、自宅でビールかハイボールをたまに飲むのが関の山なのだが、「お酒の本」というのはなぜだかいつでも気になってしまう。こ...

『とうきょう小鬼らいふ』 草川為 (白泉社)
『とうきょう小鬼らいふ』 草川為 (白泉社)

バイヤー:永山のおすすめ

クリスマス直前、彼氏に二股をかけられふられた『ふみ』のもとに、秋田から小鬼の『百間』がホームステイしてくる。東京へ来た当初は人と鬼との共存、と意識の高いことを言っていたものの、割とすぐに気まま...

『おもたせ暦』 平松洋子 (新潮社)
『おもたせ暦』 平松洋子 (新潮社)

バイヤー:永山のおすすめ

おもたせ。だれかのためにと選んだおいしいものが、携えたその場所で自分にもふるまわれる。「おもたせで悪いけれども」なんて言葉とともに。なんてすてきな響きだろう。文章を読む前は、差し込まれているそ...

『本を読めなくなった人のための読書論』 若松英輔 (亜紀書房)
『本を読めなくなった人のための読書論』 若松英輔 (亜紀書房)

バイヤー:永山のおすすめ

わたしたちはいつから、本はたくさん読んだ方がいい、と思うんだろう。子どものころはお気に入りの本を、それこそぼろぼろになるまで何回も繰り返し繰り返し読んでいた記憶がある。単純に自分で新しい本を買...

『パンやのくまさん』 フィービ・ウォージントン セルビ・ウォージントン 間崎ルリ子 (福音館書店)
『パンやのくまさん』 フィービ・ウォージントン セルビ・ウォージントン 間崎ルリ子 (福音館書店)

バイヤー:永山のおすすめ

ひとりでパン屋を営む「くまさん」。朝起きてごはんを食べつつパンを仕込み、お店や移動販売でお客さんにパンを売り、仕事が終わったら夕食をとり、その日を売上をきちんと数えて、眠りにつく。列挙すればな...

『かわいい夫』 山崎ナオコーラ (夏葉社)
『かわいい夫』 山崎ナオコーラ (夏葉社)

バイヤー:永山のおすすめ

私は結婚していないし、結婚願望も正直なところほとんどない。「将来の夢はお嫁さん」という気持ちがわからない子どもが、そのまま大人になってしまった感じだ。そんな人間がこの本を読んだのは、単純に著者...

『るきさん』 高野文子 (筑摩書房)
『るきさん』 高野文子 (筑摩書房)

バイヤー:永山のおすすめ

るきさんのお仕事はお医者の保険の請求。加算器がうまくて、一カ月分の仕事が一週間で終わってしまう。 この最初の3コマの情報だけで、率直に「うらやましい」と思った10代のころ。たぶんそんなにお給料...

『ねじ子のぐっとくる体のみかた』 森皆ねじ子 (医学書院)
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バイヤー:永山のおすすめ

全国の医療従事者の皆さま、もしくは医学書・看護書担当の書店員の方々にはおなじみのねじ子先生。医学書の担当として売場で勤務していた頃、コンスタントに売れ続ける医学書というのはあまり多くない中で、...

『声に出して読みづらいロシア人』 松樟太郎 (ミシマ社 八木書店)
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バイヤー:永山のおすすめ

わりとメジャーな言語の中でも、圧倒的読みづらさで他の追随を許さないロシア語。だからこそ魅力的で、個人的に子どもの頃から気になる言語ナンバー1のロシア語。 私たち書店員や本好きの間で、もっとも馴...

『宇宙 そのひろがりをしろう』 加古里子 (福音館書店)
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バイヤー:永山のおすすめ

子どもの頃、母親の実家にはたくさんの絵本があった。『ぐりとぐら』『おおきなかぶ』のような定番絵本もいろいろあったけど、ひときわ私の心をつかんだのは科学の絵本や図鑑で、その中でもこの本は異彩を放っ...

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